僕は2018年に内モンゴルで結婚式を挙げました。
その数ヶ月前に日本でも式を挙げたんですが、規模が違いすぎて驚きました。
また、内モンゴルではいくら書類で手続きしても結婚式を挙げないと結婚したことにはならないそうです。
それだけ式は重要なんです。
今回はそんな内モンゴルの結婚式についてご紹介します!
【内モンゴルの結婚式】とにかく盛大!ご祝儀はスマホ決済?!
内モンゴルでの結婚式についてご紹介します。
とにかく盛大!
会場がデカく、出席者もとても多いです
なんと妻側だけで300名ほどでした!!とにかく血の繋がりを大事にしているようで親戚の数が半端じゃなかったです。
紹介されても覚えられない・・・
僕側は僕ともう一人というなんとも寂しい感じでした。
もし内モンゴル人同士の結婚だったら600人集まるということですね。
それでも多い方ではないそうです。すごすぎ・・・
会場
こんな感じのイメージです。
正面に大きなスクリーンがあって新郎新婦の写真がスライドします。
テーブルは全て回転テーブルでした。
衣装は民族衣装
こんな感じのを着ました。
帽子も終始かぶっていました。
衣装替えはありませんでした。一般的にどうなのかはわかりませんが、自分たちは時間的にそんな時間はありませんでした。
新郎新婦は忙しい
何がなんだかわからなかったですが、とにかくずっと動き回っていました。
式の最中は食事は一切していません。
多分一度も座ることはなかったと思います。
スタッフは自分で手配
日本だと式場の方々が全部やってくれますよね。
内モンゴルでは式場に料理だけ手配してもらって、あとはこちらでやります。
衣装は両親に用意していただき、司会進行は知り合いにそれを生業としている人がいたのでお願いし、撮影や音楽、映像関係も知り合いを頼りに集めました。
あとは近い親戚が何かと駆け回ってやってくれました。
途中退席あり
招待した300人の方々。その三分の一くらいが顔だけ見せて帰ります。
出席してメンツを保てば良いのでしょう。
(僕が日本人ということでみんな帰ったのかと心配でしたが、そういうものだと聞いてホッとしました)
それでも北京や上海など遠くからも来てくれた人がいたので良かったです。
全員と乾杯をして回る
基本的に出席者は座ったままで、こちらから各テーブルを回って挨拶に行きました。
その際小さいコップで一杯お酒を飲んでもらうのが定番らしいです。
それが結婚承諾の証なのかな?と勝手に思ってます。
現に「内モンゴルの嫁をもらうなら踊れ。踊らないと飲まない」と言ってくる人がいて、夫婦でダンスをしたらやっと飲んでくれたという出来事がありました。
式の後は床が悲惨
何かの殻とか骨とかゴミとか、そういったものは床にポイします。
なので床の絨毯がゴミだらけになります。
その掃除もこちらがしなければいけません。
食べ物は持ち帰る
とにかく大量に食事が用意され、式が終わってもたくさん残ります。
それを親戚達は袋に詰めて持って帰っていました。
料理は残すのがマナーと聞いたことがあったような気がしますが、残したものは持って帰るんですね。
ご祝儀は現金かスマホで!
ご祝儀的なものももちろんあったんですが、出席者は現金で渡します。
出席できなかった人は後からスマホで送金します。
意外なんですが、電子マネー的なものは日本より中国の方が進んでいるせいか内モンゴルも段々とそうなりつつあります。
式の後、妻のスマホに「〇〇さんからいくら入りました」的なメッセージが入り続けていました。
ご祝儀袋なんてありません。
何はともあれ、無事内モンゴルでの結婚式を終えました
言葉がわからないので何をしているのかいまいちわからなかったですが、約2時間ずっと動き回りあっという間に終わりました。
終わって近い親戚だけが残り、軽く残り物を食べました。
内モンゴルでは式も披露宴も一緒な感じでした。
ウエディングケーキはありません。
そして個人的に印象的だったのが「ライブ会場か?」と感じるくらい終始爆音が流れていました。照明もカラフルですごく力を入れてる感じでした。
何はともあれ終わってやっとこれで結婚が認められた形になりました。
これからもっと積極的に内モンゴルに溶け込もうと決意しました!
もしかしたら一般的なものとは少し違うかもしれないです。ご了承ください。
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