内モンゴルの草原で暮らす妻の両親の家を紹介します。
家を紹介すると住所バレちゃう・・・
何かと物騒なんで・・・
と思ったんですが、多分住所はわからないでしょう!
いや、絶対来れないでしょう!
内モンゴルの草原の家をご紹介します
↑これです!
広い草原の中にいくつか建物がありますが、これ全部妻の実家と家畜の家です。
それ以外は全部庭です。
周りはこんな感じです↓
なーんにもありません!本当に草原が見えるだけです。
一番近いお隣さんは・・・
ギリギリ肉眼で見えるくらいのところにあります。
ということでご近所トラブルは一切なし!全裸で騒音出しまくりでも何も問題ありません。
家
家はお義父さんの手造りです!レンガで造ってます。
ココで両親が暮らしています。
遊牧民ではないので、いわゆる「ゲル」ではありません。
定住のため、家畜の行動範囲も一定です。
そのため近年の雨不足が重なり草原の草が減り深刻な問題となっています。
入口
ドアと網戸が重なるようになっています。
鍵も締まります。
廊下
中に入るとまずガラスで囲われた広い廊下があります。
この廊下があることによって寒い冬も部屋を暖かく保つことができ、また日当たりが良いためココで洗濯物を干すことができます。
キッチン
意外としっかりしてます。
しかし、水は通ってないので家の裏にある井戸から汲んで来なければいけません。
水は貴重なため、大事に大事に使います。
火はガスです。あと牛のフンを使います。
電気が通っていないため冷蔵庫がないのが不便です。
リビング
立派なリビングがあります。
訪問者が多くリラックスしてもらうためにどこの家もリビングには横になれるソファがあります。
寝室
寝室は二つあり、しっかりとしたベッドがあります。
こちらのベッドは暖炉で暖かくなるんです。
夜はシーンとした中にたまに家畜の鳴き声が聞こえてきます。
はじめはビックリしましたが、慣れると不思議と心地良く感じることもあります。
家畜小屋
家畜は昼間は草原、夜は家に帰ってきます。
今は羊、牛がいます。
昔はヤギや馬もいたらしいですが、1世帯当たりの頭数が決まってるらしく、これ以上は飼えないらしいです。
ちなみに妻の一番好きな動物は犬でも猫でもなくヤギだそうです。さすが内モンゴルで育った人間です。
発電機
風力発電と太陽光発電でギリギリ賄っています。
使用しない部屋は電気を消しテレビは電気が余ってるときだけ。
天候によっては懐中電灯とロウソクでなんとかしなければなりません。
深夜のトイレなどは懐中電灯は必須です。
風が強い日はプロペラの音が響きます。
景色
朝日も夕日も、青空も星空もすごく綺麗です!
いつもそんな素晴らしい景色を見ることができます。
草原での生活はたくましい!
自分達で家を造り、自然の力を借りながら家畜との生活。コンビニなんて一日中歩いてもないです。
緊急事態でも近くには頼る人はいません。
救急車やパトカーなんてまず来ません。
いや〜次元が違いすぎます。
僕は日本で贅沢三昧なんだと実感させられました。
ここで生活したら色々な意味で強く慣れそうな気がします!
今のとこ毎年夏の2、3週間しか生活してないですが(生活と言えるのか?)これからもっと来る回数を増やして草原の生活に慣れていきたいと思います!
特に冬の草原の生活を体験してみたいですね。
もしかしたら一般的なものとは少し違うかもしれないです。ご了承ください。
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